子宮頸がんワクチンについて
当院では各種予防接種・ワクチンに対応しております。
なかでも、子宮頸がんワクチンは今年度から従来のワクチン(2価、4価)に加えて、9価ワクチンが追加されました。対応するヒトパピローマウイルス(HPV)の型が幅広くなりました。
9価ワクチンは、9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPV(HPV16/18/31/33/45/52/58型)の感染を予防することができます。(2価・4価は16型と18型のみ)
公費(無料)での接種対象は小学校6年生~高校1年生相当とされていますが、接種機会を逃してしまった方でも平成9年度~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方も対象です。
子宮頸がんは24歳から40歳での発症が多く、若くして人生に大きな影響を与えるがんです。HPVワクチンを接種することで、HPVの感染を予防し発がんリスクを抑えることが期待できます。
接種希望や安全性などのご質問等ありましたら、窓口へご相談ください。